地方における産業構造を根本から考え直してみるⅩ(おしまい)
そういった一連のビジネス活動を統合し、数字的に表現するものとして会計的なデータがある。 それらのデータは、決算書の読み込み、「経営計画」の策定と...
そういった一連のビジネス活動を統合し、数字的に表現するものとして会計的なデータがある。 それらのデータは、決算書の読み込み、「経営計画」の策定と...
こういった手順を踏むためには、何と言っても専門家のサポートが不可欠である。 流通、営業、販売といったジャンルに強い経験者、或いは専門家によるレク...
私がこのブログの冒頭に「経済的に伸び悩む地方が抱えている大きな問題は、その産業構造が長い間醸成してきた『意識』の中にある。」と書いたのは、このこ...
さて、こうやって見てくると地方の抱える産業構造的な課題が浮き上がってくる。 ここまで書いてきたように、農業も畜産業も林業も「売る努力」をする必要...
この立木を購入する際の原価は、山によって大きく変わることはないらしい。 ということは、質のいい木の多い山を目利きでうまく買えれば儲かる、という極...
近年更にこの農畜産業に加えてもう一つ似たような構造の産業に遭遇した。 それは「林業」である。 林業は長い間、輸入材にコストの面で太...
そう、農畜産物は在庫を抱えるリスクがない代わりに「相場」という奴に左右されるのだ。 この「相場」という奴が厄介なのは「自分で値段を決められない。...
農産物にしろ畜産物にしろ市場(いちば)に出された生産物はすべて捌ける。 誰かが必ず買い取ってくれるのである。 つまり、在庫として残...
商売即ちビジネスの根幹は「営業」だろう、と私は考える。 何にしても売り込まなければ始まらない。 顧客が財布を開きこちらの提供する商材を購入してく...
地方の衰退が始まってすでに久しい。 政府は「地方活性化」を政策の主題に掲げてはいるが、思うように進んでいないのが現状ではないだろう...