「月次関与」が松、「2,3ヶ月に1回関与」が竹、「年1関与」が梅―年1で行くか、月次で行くか、経営にどう向き合うかは社長次第―Ⅷ(おしまい)
税理士と顧客の契約の仕方には「年1」と「月次」の2つのパターンがあることをここまで述べさせていただきました。
さらに、
「月に1回は多すぎるし、お金もかかるので2,3ヶ月に1回という関与し方はできないか?」
というご要望をなさるお客さんもいらっしゃいます。
これに対しては、「良いとこ取り」よりも「悪いとこ取り」になりかねない、とも申し上げてきました。
さて、昨年私の事務所では、これまで「年1関与」だったお客さんも「月次関与」に関与になさいませんか、とお勧めしてきました。
少しでも事業に真剣に向き合うのであれば、「参謀役」は必要です。
確かに「申告」だけを手伝ってもらえばいい、というスタンスならば、そういう関与の仕方もあります。
しかし、私の事務所では、複雑化してきた現代の経済状況下において、企業にとって「参謀役」は必要不可欠と考えています。
その企業が直面するいろいろな場面において、頼りになる「参謀役」を目指しているが私の事務所です。
そうすると、「年1関与」では十分なサービスを提供することは難しく、どうしても「月次関与」というモデルを採用していただきたいということになるのです。
昨年は「2,3ヶ月に1回」というご要望も何回かありましたので、
「私どもの関与の仕方は、「月次関与」と「2,3ヶ月に1回関与」と「年1関与」というパターンがありまして、わかりやすくいうと「松竹梅」ということになります。
「月次関与」が松、「2,3ヶ月に1回関与」が竹、「年1関与」が梅です。」
とまあ、わかりやすい説明ということで、そんな説明の仕方をしましたが、必ず次のように付け加えました。
「ただし、正直申し上げて「竹」と「梅」はお勧めしません。
事業の成長発展にお役に立てるとすれば「松」しかないと考えています。」
と申し上げました。
私たち会計税務の専門家と契約なさるのであれば、「月次関与」即ち「松」が、最もその「良いところ」を引き出せて、結果的にはコスパもいい、ということになることをお約束します。
その「良いところ」を引き出すも引き出さないも社長次第です。
事業を成長発展させたいと考えておられる経営者の皆さんには、是非「月次関与」というモデルで我々とのお付き合いを始められることをお勧めします。
おしまい
今日の川柳コーナー
これは友人が川柳コーナーに投稿してきたものです。
◆またやった おんなじ本が 本棚に
これを受けて私も投稿しました。
◆同じ本 3冊目だと もうヤバい
この年になると、みな同様の体験をしているようです(;´д`)