こりゃあ意外にどんどん売れるかも・・・―メルカリ始めてみたら・・・ネット社会のいい勉強になります―Ⅻ(おしまい)

35年以上、40年近くキープしてきて

「モノはいいけど、まあ古臭いしいずれは捨てなきゃなあ・・・」

と思っていた、スコットランド製のカシミアセーター、ちょっと強気の値段で出したにもかかわらず、すんなりとまるで争うように買ってくれた二人の愛好者がいたので、

「へぇー、この世界わからないもんだな。」

と、若干の驚きを隠せない私。

           こうやって、ロゴとかもアップで写します。

 

手元には、同じようなセーターがあと3枚あったのですが、こうなると

「こりゃあ意外にどんどん売れるかも・・・」

と、少し強気になってきます。

それから、

『このセーター、シルエットとか気にしないで、着る人たちもいるんだ。』

ということがわかったので、お気に入りの1枚だけ残して、これは自分も着ようかな、と思い始めました。

 

で、残っていた2枚を、今度は前回より価格を少し上げて出品してみたのです。

すると、すぐに前回購入した二人が食いついてきました。

値下げ交渉もしてきません。

 

この二人とコメントのやり取りをしていると、いずれも、私の出品したセーターが好きで、何枚でも欲しいくらいです、と書いてあります。

「ふーん、意外と値打ちものだったのかも・・・」

と思いながらも、あとで出品した2枚もこの二人に売却したのです。

 

二人とも2回目の購入だったので、送付するパッケージには、

「再びのお取引ありがとうございます。」

と、お礼のメモを添えて出荷しました。

すると、

「ご丁寧なお礼状ありがとうございます。」

とのコメントがあとではいっていました。

 

さて、こうやってメルカリ最初の挑戦である9枚のシャツやセーターは無事にはくことができました。

 

今、またさらに新しい商品を出品していますが、これまでのように順調に売れるかどうかはわかりません。

今のところ、「売り」一本ですが「買い」の方にも何か興味深いコツのようなものがあるかも知れないので、これから探っていってみようと思っています。

 

ヤフオクにしてもメルカリにしても、新しい流通のあり方であることは間違いないありません。

これからは、あまりガツガツしないで、その本質のようなものを見極めつつ、いろいろな取引を楽しんで行ければと思っています。

 

              肝心なのは品質表示

おしまい