有権者数より投票数の方が多い??―いったいどうなっている?アメリカは大丈夫なのか!?!―Ⅰ
私の住む志布志市は、人口約3万人である。
10年ほど前、近隣3町が合併した当初は3万6千人を超えていたが、少子高齢化が進み、ここ10年で5千人超も減少してしまった。
さて、この高齢化が進むわが市の有権者人口はたぶん2万人くらいだろうと思われる。
例えばの話だが、その志布志市で仮に市長選挙が行なわれとしよう。
選挙が無事終わって、開票した結果、総投票数が2万3千だったとしたらどうだろう?
有権者数より投票数の方が多いなんてことが物理的に起こるはずがないのは子どもでもわかる話である。
市長や市議会或いは選挙委員会は
「いやいやこれは、何かの間違いか手違いが起こったようだ。」
ということで、全投票用紙のチェックし直しか、場合によっては選挙のやり直しが行なわれることだろう。
もしそのまま、そのときの得票数1位の候補者を新市長にしてしまったら、市民の誰もが納得しないのは当たり前だからである。
しかし、今回のアメリカ大統領選挙では全く同様のことが実際に起こっている。
どこかの州では、有権者約180万人に対して250万以上の票がカウントされたというから驚きではないか。
先述の例え話どころではない。
もっとすごい数字の違いが、しかも現実に露見したのだ。
さらに驚くのは、そのカウントを州政府がそのまま承認したということである。
「え?!?そこの州知事は算数ができないの?どうなっているの?」
と思うのは私だけではあるまい。
これは誰が見ても、なにか大規模な選挙不正かカウントミスがあった、と考えるべきだろう。
少なくとも、上記の場合、なにかの手違いがあったのは間違いないのだから、
「票数が多すぎて数え直すの大変そうだから、もうこのままでもしょうがないよ。」
といって済まされる問題ではない。
今回のアメリカ大統領選挙は、この他のおかしなことも含めて、どうも
「そうなっちゃったものはしょうがないよ。調べ直すのも大変そうだしさあ・・」
で、何とかスルーしようとしているように見えて仕方がない。
司法も不正の追及には全く積極的ではないようだ。
つづく