「発信力」とは「媒体駆使力」であり「媒体活用力」である―「情報発信(アウトプット)」に必要なキーワードは3つのH―Ⅳ
「情報発信(アウトプット)」を時系列に分解すると、発見力、発表力、発信力という3つのステップが必要であると解説してきました。
そして、そのうちの「発見力」と「発表力」については詳しく解説しましたが、その本質についてある程度お伝えできたのではないかと思います。
さて、最後の「発信力」ですが、普通「情報発信」といえば、ここに集約されるかのように思われがちなのではないでしょうか。
というのは、現代社会にはSNSをはじめとする「情報発信」の手段或いは媒体といったものが、いくらでも存在し選択できるからです。
今では、これらの手法があまりに多すぎて、どの方法がいいのか、或いはどういう組み合わせが可能でかつ効率的で有効なのか、といったことが、素人にはさっぱりわからないくらいの状況といっても過言ではありません。
中でも、私のような年配者(現在68歳ですが・・)にとっては、その世界観すらよくわからない、というのが正直なところです。
しかしこのような状況下にあっても、若い世代の中には、これらの手法を使いこなして大きな成功を収めている人たちが出始めていることも確かな事実です。
そういった現実もあって、新しい情報発信手段が出現するたびに我々は右往左往しがちなのです。
「発信力」は、言い換えれば「媒体駆使力」であり「媒体活用力」ということもできます。
つまり、ここはかなりテクニカルな話であり、本来は「情報発信」の本質とは関係ないことなのです。
とはいえ、先述のようにその手段や媒体であるSNSなど、ネットの力が大きな影響力を持つ時代になったことは事実です。
こういった様々な手段や媒体をどう組み合わせるか、どううまく利用していくかで、ある程度ビジネスの成否が決まるといっても過言ではありません。
そういった背景もあって、これらの有効な活用法については日々研究を怠るわけにはいかないのです。
これらの手段や媒体を駆使するには、おそらく、世代を超えた人材の活用といった、かなり大胆な組織運用も必要になってくるのではないでしょうか。
なんとか、ついていってはいますが・・・・
つづく