「みんな反対したから実行した!!」―3つの「しょうき」が企業を成長させる―Ⅲ
「情報発信(アウトプット)」に対するレスポンスが、「商機」をつかむための「打ち手」について考える際の有効な判断材料となるという事実。
とはいえ、ただ賛成意見が多ければいいということではなく、むしろ中途半端に支持されるようなものよりも、周りの誰もが反対するようなアイデアの中に素晴らしいビジネスチャンスが隠れているかも知れない、ということも選択肢に入れておく必要があるのです。
かつてセブンイレブンの総帥だった鈴木敏文氏にも
「みんな反対したから実行した。」
という案件が多くあります。
我々は、鈴木氏が率いた大企業とは立場の違う中小企業です。
そこでは、「情報発信(アウトプット)」という異なる手段で「商機」がつかめるのか否かの判断を行なってみる、というのも一つの方法論ではないでしょうか。
中小企業にとって、これは試してみる価値のある面白い方法論ではないかと思います。
また、有効な「商機」を見つけたとしたら、それまで「情報発信(アウトプット)」をしていたこと自体が役に立つはずです。
というのは、そもそも新しいビジネスのことは誰も知らないわけですから、いずれ「情報発信(アウトプット)」つまりインフォメーションする必要性はあることになります。
その際に、すでに「情報発信(アウトプット)」していた経験が豊富であれば、話が早いわけです。
後づけで「情報発信(アウトプット)」のノウハウを身につけようとしてもそう簡単ではないでしょう。
つまり、発見した「商機」即ち「新しい事業」を市場へ浸透させていく、ということを考えても、「情報発信(アウトプット)」を継続していた、という事実はプラスに働くことになるのです。
このように「情報発信(アウトプット)」のメリットというのは、事業を遂行していく上で、欠かすことのできないノウハウの一つということができるでしょう。
雨の中、今日も情報発信(*^^)v
つづく