一番手っ取り早いのはやはり「学歴」か?―人の評価「ブランドじゃんけん」について考える
―Ⅰ
人にはいろいろなブランドがくっつくと思う。
学歴や職歴、資格やキャリアなどで他人はその人のことを判断するのだ。
(ここからは、私の全くの私見になります。
ですから、あまり気にしないで聞いてもらいたいと思います。)
人を判断するのに、今でもやはり一番手っ取り早いのは学歴であろうと思う。(もちろん、ほぼ能力という点においてである。性格や人格、ましてや人徳などは関係ない。)
中でも「東大卒」というのは、現在においても揺るがないてっぺんではなかろうか。
ここからはさらに私見で申し訳ないが、イメージ的にそれに続くのは、全国区としてはやはり慶応という気がする。
慶応大学と並ぶとすれば京都大学かなあ・・と思う。(ちなみに私の独断的な感想ですので、私立国立関係なく、単なるイメージ的な判断で述べさせてもらいます。)
慶応に対する私立のもう一方の雄である早稲田のイメージは、残念ながら昔に比べてちょい落ちの感は免れない。
途中、改革が進まなかったつけが回ってきているのではなかろうか。
早稲田の、かつて「バンカラ」(この言葉、変換で出てきませんでした)といわれた昔の校風も、今の若い人たちには馴染まなかったのであろう。
尤も、今ではそんな校風などカケラもないかも知れないが・・・
これらに比べて私の卒業した中央大学などは、間に上智などが入ってきて、現在は昔に比べて2段落ちくらいのイメージになるのかも知れない。
ま、その辺のランキング事情については、昔とだいぶ違ってきているようなので、よくわからないが・・・
また、国立大学に関しては、東北大学とか九州大学のような地方の名門という存在も無視できない。
実際、これらの大学はかなりの実績も残している。
しかし、いかんせん日本はダントツに東京一極集中の国柄である。
京大を除けば、地方の場合、伝統のある名門国立といえども、イメージ的に不利というのはどうしても免れないのだ。
これは昔大学の教壇に立った時の風景です。
つづく