しっかりとした体形をキープしながら「自分のスタイル」を手に入れる―ここ間違うといっぺんにダサくなる・・サイジングという魔物―Ⅵ

昔のシルエットのまま着続けていると、かなりダサく見えてしまうという、ファッション業界の戦略的な仕掛け・・・

これがあるために、同じ服を大事に長く着るという習慣が、特に若い人を中心に消えつつあるのではないか。

 

ファストファッション全盛になった背景には、こういった時代の流れがあるのだろう。

しかし、おじさんはファストファッションでしょっちゅう着るものを買い替えるわけにはいかない。

いい年して、そういう消費スタイルというのもなんだかなあ・・・・と思ってしまう。

 

でもそれを怠っていると、女性軍に「ダサい!」とか文句を言われるしなあ・・・

そんな難しい立場の中でもおじさんは、なんとか自己防衛する方法、というのを考えなければならないだろう。

 

そこで、今回の主旨とは少し離れるが、おじさんといえども体形を保つというのは大事な要素かも知れない、と思った。

着るものがルーズになろうがタイトになろうが、その中に納まるガタイは良いに越したことはない。(ルーズなシルエットの方が楽ではあるが・・・)

 

思うに、男性、特におじさんになったからには、服のサイズというのは自分の身体に適度にしかしキチンと合っていて、プラス少しゆとりがあるくらいがいい。

若いファッション好きの男の子のように、極端にルーズだったりピタピタだったりするものは似合わないし、逆に悲しくも滑稽である。

 

自分の身体にキチンと合って・・・というのが進むと、究極オーダーということになるのかも知れない。

最近はお手軽でチープなオーダーもあるようだが、そっちへ行ってしまっては、今までとあまり変わらなくなる。

 

おじさんは、流行に左右されるファッション、ではなく「自分のスタイル」というものを手に入れる必要があるのだ。

それと、いちいちサイズとの戦いに明け暮れることのないように、しっかりした体形を手に入れ、それをキープする必要もある。

    寒かったので着ぶくれ(?)しております、なんちゃって・・・・

 

つづく