「好奇心」によって得られた新しい知識やネタは情報発信の燃料に―社長の「好奇心」は情報発信の推進エンジン―Ⅲ
経営者が、「好奇心」という前向きなアンテナを世の中に向けていれば、巷に溢れる多くの「情報」の中から、自分の興味のあるもの、或いは必要なものの仕分けができる、と考える私。
それはまた、私が常々お勧めしている「経営者の情報発信」の推進エンジンにもなります。
「好奇心」によって得られた新しい知識やネタは情報発信の燃料となるのです。
しかもそれは、そもそもが自ら取りに行った知識やネタ、ということになります。
ですから、それについて情報を発信することにおいて、それほど苦労しなくても済むはずです。
例えば私の場合、先日東京ビッグサイトで行なわれた「販売促進、マーケティングフェア」という大きなイベントに興味があり、その開催された3日間、毎日出かけていきました。
このイベントは、多くの企業が参加し、600ものブースが出店する大きな催しでした。
販売促進やマーケティングの世界は、日進月歩で進化しているため、このようなイベントが毎年開催されるのです。
そんな中で、私が興味を持ったのは、並行して行われた20本近くのビジネス系セミナーでした。
そのうち8本を3日間かけて受講しに行ったのです。
自らの「好奇心」ゆえとはいえ、1日に3本も受講するのは、体力的に結構きついものがありました。
ただ、これによって、新しい知識の仕入れと知的刺激は大いに触発されることができたのです。
また、空いた時間に、600あった出展ブースのうちの一部を見て回りました。
こちらは私のビジネスとは直接関係のないものが多かったものの、私の「好奇心」を満足させるには余りあるほど初めて接する興味深い世界でした。
東京ビッグサイト
つづく