狂乱の半夜―恒例、バーベキューの夜はかくも愉快に過ぎ去った―Ⅳ(おしまい)
例年になくお洒落なチーズフォンデュなどを交えて、かなり盛り上がってきたバーベキュー大会であったが、季節がら夜が更けてくるにつけて、急激に気温が下がってきた。(ちなみに、事務所の周りは家屋がないため、駐車場スペースで少々騒いでも大丈夫なのです。)
高齢の母もあんまり遅くなると身体にも障ると思い、適当な時間にお酒を飲んでいない社員に頼んで、車で家まで送ってもらった。
いい息抜きになったのではないだろうか。
バーベキューのいいところは、何といっても「火をたく」という行為が絡むからではないか、と思っている。
赤々と燃えさかる火を見ていると、人間は本能的に何か気分が落ち着くのではないだろうか。
バーベキューというと夏のイメージだが、火の暖かさを思うと、暑い時期よりも寒くなってからの方が似合うのではないかと、思っている。
とはいえ、外は撤収して事務所の中の大テーブルを囲んでの2次会に移行しましょう、ということになった。
3か所で焚いていたバーベキューの炭火を消して、屋外で使っていたテーブルや椅子、ビールサーバーや食器などの大道具小道具を片付ける。
今年からこういった作業は、お約束通り、すべて男性軍の役割である。
外を撤収し終わったところで、事務所内の食堂兼ホールに、テーブルを2つくっつけた大テーブルを作って、それをみんなで囲む。
例年だったら、外で遅くまで飲み食いして、そのあとは町中の飲み屋街に繰り出していたようだが、今年からそれは無し。(ちなみに私は行っていません。)
お酒やつまみはまだ十分あったので、そのあとは屋内に席を移しての大議論大会となった。
そうして、だいぶ夜も更けたあと、大いに盛り上がったバーベキュー大会もお開きになった。
最後の後片付けまで男性軍が頑張ったのは言うまでもない。
女子諸君、来年もやろうと思うけどどうだい?
2次会もワイワイ大騒ぎ
おしまい