東京での日常は?―都会生活の一日を追ってみた―Ⅶ
さて、開店と同時にスタバに転がり込んで、軽く朝飯を食べながらリラックスした時間を過ごす私。
それでも、ここに滞在する時間の後半は、ブログやコラムを書き、そのままインターネットを通してHP(ホームページ)にアップしたりと、多少まじめな面も発揮いたします。
なにかしらものを書くとき、一番問題になるのは「どんなテーマを思いつくか」ということです。
「これは!」というテーマが閃きさえすれば、あとは一気呵成に書くことは可能なのです。
そのテーマの閃きにおいても、閃いたあとの書く作業においても、カフェというのは、私にとって実に得がたい存在です。
カフェの喧騒の中であれば、ときによってはいくらでも書けそうな気分になることすらあります。(毎度、というわけではありませんが・・・)
同じ喧噪でも、例えば家にいるときテレビの音が聞こえてくるというのは、これはダメですね。
テレビからもれてくる音の喧騒の中では、文章を書くことはできません。
それは「番組」というひとつの統制された世界が聞こえてくるために、そちらに神経が行ってしまうからだろうと思います。
カフェの中にある、無秩序な喧騒と言いますか、何の脈絡も統一感もないざわめきのようなものが、ちょうどいい脳への刺激になって結構いい感じで書けるのかも知れません。
書いている(正確には「打っている」)手を時々止めて顔上げると、様々な人の出入りや会話をしている様子、本を読んでいる姿などが目に入ってきます。
ときには、かなり興味を惹かれる人の交流のようなものもあります。(このブログの「スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―」にも書きましたが・・・)
まあとにかく、私にとって、カフェという場は、いろんな意味で知的刺激に満ち満ちているのです。
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つづく