業界のあり方について根本から考えるⅨ

「守備範囲を広げればそれだけきつくなる。新しいサービスを考えるのもしんどい。今まで通りのサービス内容で何とかいけないものか。」

・・・こんな根性の会計人に、シビアな企業経営者である顧客がイコールパートナーとしてのポジションを与えるはずがない。

「安く使ってナンボ。」と計算されるのが関の山である。

 

究極の話、私にとって「訪問監査」だろうが「来所監査」だろうがどっちでもいいのだ。

この議論は、形の話であって顧客に提供すべきサービスの内容を吟味している訳ではない。

 

問題は「顧客に提供すべきサービス内容」の充実なのである。

コストを下げ効率化を図る努力はそれなりに取り組むべきであろうが、それはこちら側の事情であって、問題はその努力によって生まれた余力をどこに振り向けるである。

そこのところの熱い議論を、私はこれまであまり聞いたことがない。

 

その振り向けた先にあるコンテンツが、我々の業界はこれまであまりにもプアすぎた。

プアというより、本当はいろいろあったのにそれを見ようとしなかった、取り組もうとしなかったのである。

発見する能力に欠けていたといってもいいかも知れない。

 

 

つづく