スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―Ⅱ

さて、有栖川記念公園で老人たちの中の若手としてラジオ体操をすましたあと、私は1キロほど離れたところにあるスタバを目指す。

このスタバは六本木ヒルズ下の大きな交差点の角にある蔦屋とのコラボショップで、本屋さんの中にスタバがあるような感じだ。

 

有栖川記念公園でのラジオ体操が終わるのが6時45分。

公園から歩いて15分、けやき坂を下りきったところで、きっかり7時にスタバの入口に着く。

店員さんが中からドアのロックを解除するのと同時に、私はなだれ込むように中に入り、一番お気に入りの席を確保するのだ。

 

私のお気に入りの席は、右前方にここの建物の大きな柱があるベンチシートである。

この席だと右側には誰も座れないし、柱の陰になっているので前方から見られることもない。

好きな雑誌を見たりものを書いたりするのには格好の場所なのである。

 

こうやって、朝7時、スタバ開店と同時に中に入った私は、まずお気に入りの席にリュックを下ろして確保しから、ポイントカードを手にカウンターに向かう。

オーダーする定番の飲み物はカフェラテホットのトールである。

食べ物はあれこれとほとんど毎日変えている。

月ごと、季節ごとに新メニューが加わるので、その都度新しいものを試している。

が、スタバの食べ物は、全体的にまあまあで、新メニューについても当たりのときもあれば外れのときもあるのだ。

 

ああ・・・また余計なことをいっぱい書いてしまった。

これでは一向に「スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―」という意味深なタイトルの内容が始まらない。

まあここまでくると、読んでいる人も「ああ、そんなタイトルだったっけ・・」とタイトルのことなど忘れてしまっているかも知れない。

 

それが狙い!というわけでもないが、なんであのタイトルなのか、を説明するために、私の行動パターンを詳しく解説し過ぎてしまった。

意味深なタイトルの内容は、また次回に持ち越しになってしまいそうだ。

次回の内容によっては、こりゃあいよいよ、「なんだ!つまんねぇー!」と、本当にちゃぶ台をひっくり返されるかも知れない。

 

いらんことを書き始めてしまったために、とんだリスクを抱えることになってしまった。

というわけで、再び、あしたをそんなに期待しないで楽しみに待っていてください。

 

スタバ側から見た蔦屋の内部。よくセレクトされた本が並んでいます。

つづく