スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―Ⅲ

さて、そういうわけで、早朝オープンからスタバに陣取る私の傍らでは様々な人間模様が展開される。

まあ、夜の盛り場っていうシーンではないので、そんなに激しい場面(酔っ払いの取っ組み合いとか痴話げんかとか・・)に遭遇するわけではない。

 

しかし、ときどき「ん?」という場面に出くわすことはある。

 

先日などは、さらりロングヘアーにへそ出しのタンクトップ、超マイクロホットパンツといった肌の露出度全開のおねえさんが隣に座ったのである。

心の中で「おおーーっ!」と、叫び、ドキドキソワソワしていたら、しばらくして向こうから「今、なん時ですん?」と、甘く尋ねてきた。

 

「つい今まで、スマホをずっと見ていたのだから時間がわかんねーわけねーだろっ!これは逆ナンパに違いねぇ~!よっし、乗った!!」

などという冷静な判断もできぬままに、心臓が口から飛び出しそうになった私は、へどもどしながらろくに返事もできないでいたら、

「なんだこいつ!!つまんねぇー奴!」

と思われたのか、やがて彼女はどっかに行ってしまった。

あれは惜しいことをした・・・(何が??)

 

まあ、そんな話はど-でもいいのである。

 

タイトルの「スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―」である。

 

このタイトルの対象である二人には今まで3,4回遭遇したことがある。

 

さて、私が、朝一でスタバに飛び込み、書きものなどをしていると、ときどきではあるが、その二人は私の左隣に陣取る。

女性はベンチシート側に座り、男性は向き合って座るのだ。

お互い、年の頃は50代、落ち着いた中年夫婦のように見える。

二人とも飲み物を前に、本屋の方から持ってきた本や雑誌をそれぞれ見ながら(蔦屋、スタバコラボ店では、書籍や雑誌2冊までは席にもって行ってもいいことになっているのだ。)静かな時間を過ごしている。

 

すみません。

ここまで書いたら、また結構長くなってしまったので、続きはあした、ということで。

 

ロングヘアの彼女に戸惑う私。

つづく