スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―Ⅰ

初めに断っておきますが、このお話、特にオチはありません。

ですから最後まで読んでいただいても何のこともないといえばないお話です。

なので「なんだ、これで終わりかよぉーっ!」と、ちゃぶ台をひっくり返す恐れのある人は読まないでください。

ケガをしてはつまりませんので・・・

 

まずは私事(わたくしごと)ではありますが、私の子供たちは全員首都圏に住んでおります。

長女と次女は東京。

末っ子の長男は千葉であります。

 

と、いう事情もあって、私とカミさんはしばしば東京へ出かけます。

幸い寝泊りできる程度の小さな住まいは確保していますので、そこを拠点に、近くに住む長女と次女の孫の世話などするのが、現在、カミさんの一番の楽しみになっているのです。

 

私? 

私は邪魔にならないように、適当に仕事を入れたり、飲みに行ったり、旧交を温めたりと勝手にやっております。

まあ、家族にも「じいじは今日も何してんのかしらねぇー?」くらいにしか、関心を持たれていませんので、気楽に過ごしておるわけです。

 

ただ、そんな私の、東京滞在に際してのルーチンともいえる行動パターンが一つだけあります。

それは早起きして、PCと書籍の入ったリュックを背負い、近くの有栖川記念公園までラジオ体操に行くことです。

自宅から歩いて約15分、6時半ちょっと前に公園の中央広場に着くと、近所のご老人たちが三々五々集まっておしゃべりをしながら、公園のスピーカーからラジオ体操の放送が始まるのを待っているのです。

 

「ご老人たち」と書きましたが、近年どんな集まりに行っても一番年上の方に入るようになった私でも、ここ有栖川記念公園では、まだ「若い方」なので、落ち着きがいいのです。

 

さて、ラジオ体操第一、第二まで終えると(ラジオ体操・・不思議なもので、「三つ子の魂百まで」ではありませんが、すべての「振り付け?」を今でも身体が覚えています。)私は、再びPCと書籍の入ったリュックを背負って、一キロほど離れた場所にあるスタバへと向かうのです。

 

すみません。

どーでもいい、私の私生活の説明がやたら長くなってしまいました。

「スタバ、早朝の二人―知的で甘い関係?―」なんて、意味深なタイトルをつけたくせに、前置きのここまでで随分、文字数を消費してしまいました。

ひょっとしたら、前置きの方が長くて、本チャンは「なんだこれだけ?」となってしまう可能性が濃くなってきました。

でもまあ、そっちはいよいよ明日書きますので、そんなに期待しないで楽しみに待っていてください。

 

有栖川記念公園、中央広場に集まるご老人たち(小さいですね、写真が。)

つづく