結構面白い社長が手掛ける多重的な「情報発信」―情報発信の際、媒体によって気をつけるべきこと―Ⅳ(おしまい)

「情報発信」の中の「しゃべり」については前回書いた通りです。

「商業主義的に見えないこと」と「専門的過ぎてわかりにくくならないこと」などに気をつけて、慣れない進行については、パーソナリティーさんにある程度任せていればいいのです。

 

ところで、上記のように音声の言葉で伝える「しゃべり」はそれでいいのですが「情報発信」の基本は、何といっても「正しく書かれた言葉」による伝達、だと思います。

そして、その表現方法はいろいろあってしかるべき、と私は思っています。

 

例えば、先述のラジオにおける「しゃべり」にしても、事前にテーマを考え、原稿は準備します。

その際、いずれにしても「正しく書かれた言葉」は必要となる訳です。

 

ということは、まずきちんと書かれた文章があって、それを伝える媒体によって微妙に表現方法を変化させる、ということになります。

テレビなどはこれに表情や身振り手振りが加わりますので、言葉だけに頼らなくても伝わる情報量は他の媒体より多くなります。

 

こんな風に見てくると、なんだか難しそうに思えるかも知れません。

ただ、最初の一歩を踏み出してやってみれば、それぞれにちゃんと関係性があって、それを使い分けているだけだ、ということに気が付くはずです。

 

様々な媒体を駆使した、社長による多重的な「情報発信」・・・やってみればその面白さや効果がきっと理解できます。

最初はコンサルティング的なレクチャーが必要だとは思いますが、このエキサイティングな試み、是非チャレンジしてみて下さい。

 

 

おしまい