移民、その利益または不利益は不均等に配分されるー移民について考えるーⅠ

移民を国の制度として受け入れていくか否かは、これから大きな議論になっていくだろうと思われる。

かなり前から労働人口不足が叫ばれている日本で、移民の受け入れは、もはや避けられないテーマとも言われているのだ。

 

 

しかしながら一方で、大量の移民を受け入れたことが国を揺るがす大きな問題となっている欧米諸国を見ていると、そう簡単に受け入れていいものだろうか!?!と、考えさせられる難しい課題でもあるのだ。

 

この問題について、ネット上のコラムで興味深い見解を見つけたので、紹介しながら考えてみたい。

そのコラムでは移民についてまず次のような提言がなされていた。

 

―外国人労働者や移民を受け入れるか否かの議論で軽視されがちな事実として、外国人労働者の受け入れは、受け入れ国のすべての人々に等しく利益、あるいは負の影響が及ぶというわけではなく、それが不均等に配分されてしまうということがあります。―

 

ん??

これはいったいどういうことであろうか。

移民受け入れによる「不均等」というのはいったいどういうことなのだろう? 

 

その点については、この後の解説を読めば、「なるほど」と納得できるものであった。

それは次のような理由によるのだ。

 

―つまり、外国人労働者の受け入れは、彼らを雇用する企業やその関係者(投資家など)には利益をもたらすが、一般労働者には不利益をもたらすことが多いのです。―

 

なんとなくわかるような話ではあるが、まだピンとこない。

それはこのあと、どういうことなのか明かされることになる。

 

 

 

つづく