デパート外商部Ⅰ
先日、「デパートの外商」をテーマにしたドラマが放映されていた。
昔からデパートの外商については「面白い存在かもしれない。」と思っていたので、どういう描き方をするのか興味深かった。
ドラマは神戸の街を背景に、お金持ち層相手に竹内結子演じる老舗デパートの新人外商員が奮闘するというストーリーである。
神戸辺りになると半端ではない資産家も多いようで、様々なタイプの金持の生態が描かれていた。
ここで描かれるようなクラス社会を見ていると、デパートでの買い物というのは、どうしても必要に迫られてお金を使うというものではなさそうである。
それよりも、どう満足のいくお金の使い方をさせてくれるのか、が問われているように見える。
つまり、
「お金そのものは有り余るほどある。
だからといってつまらない使い方はしたくない。
どうせ使うのだったら満足のいく使い方をしたい。
様々なアイディアやノウハウ、独自の情報などによってそのサポート役をしてくれるのが一流デパートの外商でしょう?」
といったスタンスなのだ。
「まあ、そんなところかな。」とは思っていたが、金持ちにもいろいろと事情があって、その辺をドラマでは面白おかしく描いていた。
つづく