多くなった「変化」対応力や柔軟性が問われる場面―経営者が常に先を見る癖をつけるために―Ⅰ

 

ダーウインの残した

最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残るのは、変化できる者である

という言葉は、変化対応が重要な課題となっている現代において、しばしば引用される格言です。

これまでも、何回かお聞きになったり読まれたりしたことがあるのではないでしょうか。

 

中でも事業経営においては、この「変化」に対応する能力や柔軟性が問われる場面が多くなりました。

それは、近年特に経済環境の変化が激しいために、うかうかしていたらたちまち世の中の流れに置いていかれてしまうからにほかなりません。

 

とはいえ、経営者にとってこれほど難しい課題もないと言えるでしょう。

何が一体どう変化するというのか・・・それにどう対応したらいいのだろうか・・・さっぱり先が読めないからです。

 

「これでいいだろう。」と思って始めたことや採用したノウハウなどが、たちまち陳腐化してしまうことなどよくある話です。

経営者は常にこういった変化に巻き込まれているのです。

 

こういった世の中の激しい流れに巻き込まれることなく事業を継続していくことはできないものだろうか・・・経営者であれば誰もが考えることです。

しかし残念ながら、こういった流れに全く巻き込まれることなく事業を続けるのは、現代の経営においては難しい話といえましょう。

 

 

 

つづく