情報発信は思わぬ副産物を生み出した―我ら何をなすべきか!?!常にそれを考えてきた―Ⅹ
このラジオでレギュラーの番組を続けているということは、思わぬ副産物を生み出しました。
新聞の連載です。
いずれも、旧来のメディアに登場するという点では、同じような形になりました。
いきさつとしてはこうです。
私の町にも地方新聞の特派員が一人派遣されていました。
町で行なわれた何かの会で彼と知り合ったとき、私の方から
「新聞に何かエッセイとかコラムを投稿するコーナーはありませんか。もしあったら、私書きますよ。」
と切り出したのです。
すると、彼から
「本社の方に問い合わせてみますので、何か今までお書きになった原稿のようなものはありますか?」
と聞かれたのです。
その時私は、それまでラジオでしゃべっていた原稿を渡しました。
ラジオでは、その日しゃべるテーマをA4のコピー用紙2枚から2枚半くらいにまとめて、放送が始まる5分くらい前にパーソナリティーの女性と軽く打ち合わせをします。
あとはその原稿のテーマに沿って、あまり脱線しないようにアドリブで最後までしゃべるのです。
このとき、原稿はあくまでもラフなシナリオ程度に考えて、決して棒読みにならないように気をつけます。
棒読みの原稿を音声で聞かされるくらいつまらないものはない、と私は思っているからです。
とにかく、この原稿を祖に地方紙の若い記者に渡したところ、彼はそれを本部の方に送ってくれたので結果を待ちました。
すると、一週間後くらいにOKの返事が来たのです。
連載は、毎月第1と第2水曜日で6か月間、1回につき800字ほどのコラムで、全部で12回から13回くらいの掲載になります。
テーマはラジオと同じく私の方から、地元への様々な提言を含めた「経営支援」ということにさせてもらいました。
これは連載コラムのひとつ
つづく