充分その機能を理解しないままに利用し始めていた―我ら何をなすべきか!?!常にそれを考えてきた―Ⅴ

「ブログ」という個人が世間に向かって情報発信できる方法がある、というのが最初ピンときませんでした。

「プライベートなよしなしごとを他人に見せてどうするんだ!」

という気持ちがどうしても抜けなかったからです。

今でも多くの人がそう思っているのではないでしょうか。

 

そんな思いもあって、初めはぽつぽつとしか書いていなかったブログも、今では1年365日休まず書くようにしています。(尤も今年は、海外旅行中10日ほどサボって今いましたが・・・)

途中で

「これはとんでもない情報発信ツールだ!」

と気付いたからです。

 

考えてみれば、それまで個人の情報発信手段は、手紙、メール、FAX、投稿(新聞や雑誌など印刷物)と、限られていました。

メールを除けばほぼアナログの世界です。

また、印刷物については、掲載者の承認が必要です。

 

つまり、個人が自分の裁量だけで、一斉にしかも瞬時に大勢の人に自分のメッセージを届けるなどという世界はそれまでなかったのです。

この事実に気がつくまでしばらくかかりましたが、その本質を理解してからは、他のSNSなども駆使して情報発信に努めるようになりました。

 

「私は『すぐにコンピュータの時代が来る』と、直観していた。」

と書きました。

それはその処理能力や特定の相手との伝達手段であって、一斉瞬時にデータやメッセージが発信できる、という高い機能にまでは思いが至っていなかったのです。

 

また、その機能に気がついてからも、それが広告宣伝に代わる強力な情報発信手段になるなどとは想像できなかったのです。

とはいえ、充分その機能を理解しないままに何となく利用し始めていたということになります。

 

 本を書くのも情報伝達手段のひとつ。ただし、とてつもない手間がかかる!

 

つづく