「パリ国際会議」に出席して―久しぶりのヨーロッパ短期滞在見聞録―19

パリ北駅で立ちっぱなしで7時間も待たされて、ようやく着いたロンドンで1泊した私たちは、次の日も早起きして、早々にオプショナルツアーに出発したのでした。

自分であれこれ組み込んだオプショナルツアーとはいえ、連日、過密スケジュールだよなあ・・・と、思わずグチが出ます。

 

しかしながら、もっと驚いたことに、同行の女性税理士G先生は、もっと早起きしてツアー出発までの時間タクシーを飛ばしてバッキンガム宮殿を見学に行ったのです。

私も誘われましたが、少しは部屋でのてっぇ~っとしていたかったので、丁重にお断りしました。

 

この日も結構立派な大型バスで、コッツウォルズ観光に出かけました。

コッツウォルズ地方はロンドンから150キロくらい離れた、イギリスの田舎です。

 

女性添乗員さんの案内を受けながら、高速道路で目的地に向かいます。

イギリスの国土は、フランスよりはやや起伏に富んではいるものの、やはり、日本のように山だらけということはありません。

途中、サービスエリアに1回寄って、最初の目的地であるバイブリーに着きました。

バイブリーは、画家ウィリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と讃えた静かな村です。

有名な観光地ですので、私もここの風景は何度か写真で見たことがあります。

着いた時間がちょうどお昼ということもあり、我々はここで昼食をとることになりました。

昼食は「ザ・スワンホテル」というこの村にあるプチホテルでいただきます。

イギリスらしく、床はタータンチェックでした。

ホテルのダイニングで、ご当地の名物であるマス料理をいただいて、我々はバスへと戻りました。

そのとき、私はこの村にある小さな売店で、この旅行で唯一の買い物をしたのです。

 

 

つづく