中小企業の経営者こそが積極的に取り組むべき「情報発信」―存在の証(あかし)は「情報発信」・・黙っていれば存在していないのと同じ―Ⅲ(おしまい)

ここで私が申し上げたいのは

「今すぐ積極的な「情報発信」など、どんどんやっていかないと、国際ビジネス社会に後れを取りますよ。」

といったことではありません。

世の中の大きな潮流が、そういった経営者の行為を求め始めている、ということなのです。

 

何も世界規模の大きなビジネスでなくとも、身近なところでも情報の流通量は格段に増加してきています。

膨大な情報が行きかうネット社会において、自らの存在を何もアピールしなければ、存在していないものと見なされますよ、ということなのです。

 

こういった時代環境に、普通に馴染んでいくためには、普段からかなり積極的に「情報発信」の訓練を積んでおくに越したことはありません。

そのために何と言っても「情報発信」の重要性を理解していただくよう、経営者にその自覚を促してきました。

 

というように、これまで私は、「こちら側」からの意思で、積極的に「情報発信」することをお勧めしてきました。

しかし、今や、我々を取り巻くビジネス環境そのものも、それを強く求め始めているのです。

 

これは、冒頭で取り上げた大前研一氏の教え子たちだけに言える話ではありません。

私の身近なところにいらっしゃる中小企業の経営者こそが、それに積極的に取り組むべきだと強く思います。

 

そういう意味では少しでも早く、様々な形で「社長の情報発信」というものを始めていただきたいと思っています。

私は、その滑り出しにおける方法論、継続するためのコンテンツ作りなど、必要なサポートを行なう準備を整えています。

このノウハウの積極的なご利用を願っています。

 

 

つづく