世界では「情報発信」を行なわない者はやがて淘汰される―存在の証(あかし)は「情報発信」・・黙っていれば存在していないのと同じ―Ⅱ

将来、国際的なビジネスシーンでの活躍を夢見る学生たちと、現在進行している事業の発展を望む経営者達とは、「自己プレゼンテーション」の必要性において、全く同様の立場なのです。

 

「自分の事業くらい自分で自由に考えたい。勉強中の学生たち(といっても多くの社会人を含んでいますが・・)と一緒にして欲しくない。」

といった経営者の声も聞こえてきそうですが、

「これからの世の中、いよいよそうも行きそうもないな・・」

というのが私の意見です。

これまで私が述べてきたのは、

 

―積極的に「情報発信」など行なっている経営者がほとんどいない中、ちょっとずつでもそれを始めることで、それらの経営者とは明らかな「差別化」を図ることができますよ。―

といったものでした。

 

現在でも、日本国内において基本的には、その状況は変わっていません。

しかし、大前氏の著作など読んでいくと、国際ビジネス社会では、そんなのんきなことさえ言っていられないような状況なのです。

積極的な発言、或いは「情報発信」を行なわない者はやがて淘汰される・・・といったシビアな世界が現実のものとなっています。

 

 

つづく