親子のコミュニケーションは1つの目的に向かって・・―社長の悩み「後継者問題」にも効果を発揮する「情報発信」―Ⅳ(おしまい)

親子の共同作業で取り組んではどうか?と、私が提案する自社の「情報発信戦略」。

 

そこではどうしても先代と後継者のコミュニケーションが必要です。

これまであまり良好でなかったコミュニケーションも、一つの目的に向かってのものならば、可能になるのではないでしょうか。

 

先代がSNSなどデジタル媒体への取り組みがそれほど得意でなかったとしても、若い世代にとっては何のこともないはずです。

先代も、自分が伝えたかったことであれば、発信することに反対はしないと思います。

 

「情報発信」という目的に向かって、先代と後継者の間で、共同作業的なコミュニケーションを図ることができれば、それはそれまでうまくいかなかったお互いの理解を深めることに繋がります。

そしてそれは、企業が進むべき次のステップへの足掛かりとなるはずです。

 

旧世代の経営観を持つ先代に「情報発信」の重要性を理解してもらうには、少し説得のための努力が必要でしょう。

しかし、その後の効果を考えれば、これはチャレンジすべき試みと確信します。

 

こう書きながら、その役割の多くを後継者に期待しているのは、筆者自身でもあります。

というのは、「情報発信」という方法論そのものが、これまでのビジネスモデルにない新しい試みだからです。

 

デジタル媒体を駆使するこういったチャレンジは、若くて柔軟なマインドでなければ、なかなか理解しがたいかも知れません。

先代をうまく巻き込んでいただきたいと思います。

 

こちらでは、そのノウハウを確立していますので、是非相談してみて下さい。

明らかにより明るい展望が開かれることと確信しています。

 

 

おしまい