トップの素早い決断と対応が必要―ロジカルシンキングも限界、クリエイティブな思考がものをいう時代―Ⅰ

 

以前、「PDCAが日本の病の原因だ」・・・「決められない病」が大きな課題、といったテーマのレポートを読んで、その感想をこのブログに書いたことがあります。

それは、日本の企業は「決められない病」にかかっていると世界から見なされていて、その原因のひとつに「PDCAサイクル」へのこだわりが強すぎるのではないか、というレポートでした。

 

読んでいて「なるほど」と納得する点が多く、そのレポートから多くを引用してそのときのブログを書きあげました。

今回、その続編というべき一文をまた目にしましたので触れてみたいと思います。

それは「ロジカルシンキングも限界」というものです。

 

その前に、PDCAについて書かれた部分をもう一度引用して触れてみたいと思います。

PDCAサイクルにこだわり過ぎる弊害について、このレポートの筆者は次のように書いています。

 

― 時代の先行きが不透明な時代、すなわち「正しい解」が何か分からない時代にPDCAサイクルにこだわり過ぎると、物事が先に進まなくなってしまう。

そもそも先が読めないのだから、その時点で緻密な計画の立てようもないからだ。

そこを日本の企業は、「Pづくり」にこだわり過ぎて、社内調整に時間を浪費しているように見えてしまう。

そして、綿密に作った計画をようやく実行に移そうとしても、時代の流れが速いので、計画自体が陳腐化してしまう。―

 

これは、実際に仕事に当たっていてしばしば感じるところです。

現場サイド、即ち顧客からから次々と新しい課題が出てくるので、素早い決断と対応が必要になってくるのです。

 

しかし、これを組織的に落とし込むには少しタイムラグが生じるため、トップの姿勢と対応が、こういったビジネス環境の変化に完全に向き合っていなければなりません。

その辺のスピード感が日本の企業の場合、まだまだ足りないのかも知れません。

 

 

つづく