なんだか賢そうに見える?―社長のメディア登場は知的イメージ形成の第1歩―Ⅰ
 

 

私はラジオに番組を持ったり新聞にコラムを書いたりしていますが、そうするといろいろな印象を他人に与えているらしい、ということに気付かされました。

ときには、自分が思ってもいなかったような感を言われることがあります。

 

先日、ある若手経営者と話をしていたら次のようなことを言われました。

「こんなこと(ラジオ出演や新聞への出稿)ができると賢そうに見えますよね。あ、失礼しました。

先生のことは賢いと思っているのですが、こんなことができれば、自分もそんな印象を他人(ひと)に与えられるかなあ、と思って・・・」

というようなことを言われたのです。

 

私は、自分の専門分野である中小企業の経営支援について、ずっと色々な形で情報発信してきました。

それにはSNSを利用したり、上記のようにマスメディアを通じて発信したりというように、採用してきた手段は様々でした。

そんな中で、今回言われたように、マスメディアへの登場が知的イメージを与えると言われたのは少し意外な感じがしたのです。

 

というのは、上記のように自分の専門分野のことですので、それについてしゃべったり書いたりできるのは当たり前だろう、と思っていたからです。

ただ、そのしゃべったり書いたりすることそのものが、人によって若干の得意不得意があるので、そこの差において、できるとかできないとかの違いがあるだけなのだろうと思っていたのです。

 

しかし、前述の経営者の言葉を借りれば、そのこと(マスメディアへの登場)が、少なからず「知的印象」も与えているのだ、と気付かされました。

もしそれが本当だとすれば「情報発信」というのは、また違った意味を持ってきます。

それは、経営トップが知的であるというのは、プラスになりこそすれマイナス働くことはまずないからです。

 

 

つづく