客観性と「思い込み」のギャップについて考える ー我がままってわかってなかったんですか?!?
先日、仲間の税理士さんと、我が事務所のサブリーダー的ポジションの女性税理士の3人で会食をしていたときのことである。
会話の中の何かの拍子に、私が
「いやあ、俺が我がままなんで、この人(女性税理士)とかみんなにはいろいろと迷惑かけちゃってるかも知れないなあ。アハハ・・」
と発言した。
私としては、普段そんなに我がままを言っているつもりもないし、物分かりもいい方だと思っていたので、大いに謙遜した発言のはずであったのだが・・・
ところがこれがとんでもないところに火をつける結果となってしまったのである。
すかさず、件(くだん)の女性税理士が
「えっ、今頃気がついたんですか。いつも、どんだけわがまま言っているかわかっていらっしゃらなかったんですか!?」
と、恐ろしく気色ばんだのである。
私は
「え、えっ! そ、そんなに怒らんでも・・・俺としては謙遜して言ったつもりんだけどなあ・・・」
と、タジタジになったものの、ようやくちょっとだけ反論する。
「とんでもない!所長の我がままには、これまでもずいぶん我慢して付き合わされているんですからね! 少しは私たちの苦労もわかってくださいよっ!」
と、さらに追い打ちをかける彼女。
仲間の税理士さんは笑っている。
やれやれ、年やポジションの割には、大いに柔軟だと思っていた私だったが、彼女たちから見れば、まだまだ我がままの収まらない困った親父だったらしいのだ。
客観的な判断と自分の思い込み、この大いなるギャップに思い悩むことになったのである。
が、このあと、タイミングよくおいしいお肉料理が運ばれてきたので、彼女の追求もここまでとなりました。
思わぬ方向に飛び火したものの、会食そのものが楽しかったことは言うまでもありません。
・・・はて、ところで、私の「我がまま」って・・・どんなとこ、なんだろ??