途切らせることなく情報の提供を続けることが大事―社長が払拭すべき「謙虚」という病(やまい)―Ⅱ
私も当初、様々な形で情報発信を始めた頃は、我ながら半信半疑で「これでいいのだろうか?」と自問することしきりでした。
しかし、現在の私の考えはいささか違っています。
どう思っているのかといえば、
「私は私のレベルで自分の考えを発信していけばいい。
立場上、専門性を持っていることは確かなのだから、何もそんなにハイレベルなものでなくとも、一般の方に受け入れてもらえればそれでいいのだ。
とにかく、情報発信を長く続けていくことが大事なんだ。」
と割り切って、途切らせることなく情報の提供を続けています。
世の中の経営者の方たちにも同じように考えていただきたいのです。
・自分はまだまだだから・・・・
・今の自分の立場で情報発信していくなんて・・・
・上には上がいるんだからとても恥ずかしくて・・・・
・自分のノウハウなんてまだ人前で話せる段階じゃない・・・等々
といったお気持ちはわかりますし、そういった謙虚さは大切だろうと思います。
自分のポジションを冷静に見つめ、満足したり奢ることなく更なる上を目指すというのは経営者のあるべき姿でしょう。
ただ、こういった姿勢には少し問題があります。
それは「なにかと比較して・・・」という考え方が基本になっているということです。
業界の先輩と比較して、とか、上級者と比較して、とか、大きな会社と比較して、とか、有名企業と比較して、とか・・・・
つづく