人にはそれぞれレジェンドがあるのではないか―マイレジェンド、あのとき俺は頑張った!―Ⅰ
プロ野球チーム巨人軍の「地獄の伊東キャンプ」という逸話(エピソード)をご存知でしょうか。
巨人ファンならずとも、もっと言えば野球ファンでなくても語り継がれるほどの有名なお話らしいのです。
それは
―「地獄の伊東キャンプ」とは、1979年秋の巨人キャンプである。
長嶋第1次政権5年目となったこの年、巨人はシーズン5位と2年連続で優勝を逃した。
翌80年に引退する王貞治をはじめ、主力が高齢化。
世代交代の必要に迫られた長嶋監督が、若手選手18人だけを連れて、当時では珍しかった秋季キャンプを行なった。
今もって「伝説」「地獄」と称される1カ月間のこのキャンプのことである。(インターネットより抜粋。)―
この過酷なキャンプで徹底的に鍛えられた若手たちが、やがて巨人軍の主力選手として成長し、その後チームの中心となって活躍したというお話です。
わずか1ヶ月足らずのキャンプだったらしいのですが、ここで限界まで追い込まれた選手たちは、それぞれが持っていた野球における潜在的な才能を花開かせ、実践においてもチームのリーグ優勝や日本一に貢献しました。
このキャンプが「伝説(レジェンド)」と言われる所以(ゆえん)なのです。
この逸話(エピソード)を知って私が思うのは
「人にはそれぞれ『伝説(レジェンド)』があるのではないか。」
ということです。
更に言えば
「マイレジェンドを捜し出して切り出すべきではないか。」
ということなのです。
つづく