経営者にヒントを提示、やる気を引き出すー会計とマーケティングの関連について考えるーⅣ

経営者の構想や目標を引き出し、未来会計という形で経営計画を作成することが、我々の大きな仕事になりつつある、と書きましたが、その肝心な「経営者の構想やアイデア」といったものはどうなのでしょうか。

彼らはいろいろと考え、思いついているのでしょうか。

 

当初、この点について、それなりに彼らに期待しそれを引き出すことが経営改善或いは経営革新に繫がる、と我々は考えました。

しかし残念ながらそれが実行可能な経営者はそう多くありませんでした。

 

彼らを覚醒させ、行動を起こさせるためには、かなり呼び水というか、触媒を与えてやる気を引き出すテクニックが必要なのです。

そのための新たな知識や技術が我々会計人にも求められていると私は思います。

 

私はコンサルティング業界の人たちとも交流があります。

彼らは自分の立場ということもあるのでしょうが、異口同音に

「経営者にだけ、アイデアを出させよとしても無理がある。こちらから、なにか提示してあげないといつまでたっても革新は実現しない。」

と言います。

 

それでも私は、基本的には経営者が自主的に考えた事業構想を重んじて、経営計画にまで持って行きたいと考えているのですが、確かに何か触媒というかヒントを示す必要はあると思います。

思考のパイプが詰まっている場合もありますので、それ取り除かなければならないからです。

 

さてここからがいよいよ本題に入るのですが、私はそのヒントを与えるためのこちら側の知識にマーケティング的な思考というか考え方が不可欠と思っているのです。

会計事務所とマーケティング・・・かつてのイメージや枠組みではあまり馴染まない組み合わせかも知れません。

 

 

 

つづく