「ほおずき」と「縁切り寺」に見る日本女性の風情は幻想か?Ⅰ
このタイトルを見て「は?何のこっちゃ?」と、思われた人も多いことだろうと思います。
以下、きちんとご説明いたします。
私の車のオーディオにはHD(ハードディスク)が内蔵されていて、CDであれば120枚分くらいは録音しておくことができます。
以前、ダァーッといろんな音楽アルバムをそのHDにぶち込んで、いっぱいいっぱいになった後、めんどくさがり屋の私は、その120枚を入れ替えることもなく、今でも繰り返し聞いています。
そうすると、ときどき
「あ、そういえば、こんなアルバムも入れていたっけ!」
というCDに遭遇することがあります。
先日も長距離ドライブの際に、途中FMの電波の入りが悪くなったので、オーディオをHDに切り替えたところ、シンガーソングライターの「さだまさし」がまだ「グレープ」という二人グループで歌っていた時代のベストアルバムがかかり始めました。
歌手の「さだまさし」はご存知かとは思いますが、彼が「グレープ」というユニットで歌っていたことは、もう知らない方が多いのではないでしょうか。
まあ、昭和の時代の話なので、平成生まれ、或いは大半を平成育ちの方はおそらくご存知ないでしょう。
この頃の「さだまさし」には、日本の風情を歌った歌詞もメロディーも繊細な曲が多く、それがまたヒットしていました。
「精霊流し」とか「無縁坂」とかは、今でも時々流される彼の代表曲です。
つづく