攻めの一手で業績向上を狙う―「守り」だけでは自社を発展させることはできない―Ⅰ

 

言うまでもないことですが、私が勧める

「経営トップが自社の一見表には出てこない『隠れ企業資産』をアウトプットすることで販売促進に繋げる」

という手法は、企業経営における攻めの一手であることは間違いないところです。

情報発信そのものを、企業の営業活動に繋げ、そのまま差別化も実現させていくという、ユニークな手法であり考え方なのです。

 

ただ、「攻めの営業」とか「攻めの売り込み」とかいった、顧客と最前線で接するところの、積極的かつ踏み込んだ一手ではないので、一見攻めているようには見えないかも知れません。

しかし、少なくともこれが「守り」の手段でないことだけは確かです。

 

守りの手段とは、変動費である原価率を下げるとか、固定費である販売費および一般管理費をカットするとかいった方法を指します。

つまり、外に向かって何かする、というよりも、内に向かって打てる手を何かしら打っていくということになるのです。

 

これに対して、「攻めの一手」というのは、もっと卑近でわかりやすい表現をすれば「稼ぐための一手」という言い方もできます。

俗な表現のように聞こえるかも知れませんが、そもそも「攻め」は「稼ぎ」に繋がらなければ何の意味もないので、当たり前といえば当たり前のことなのです。

 

ただ、「営業」とか「売り込み」といった直接的な行為ではなく、あくまでも販売促進に類する間接的なものなので「攻め」の印象はやや薄いかも知れません。

ソフトな攻めの一手と言ってもいいでしょう。

 

 

つづく