考えなければ始まらない現代の経営―『考える経営者』が時代を作る―Ⅳ(おしまい)
企業経営に関してこれまで
―「組織内部の運営に関して、「役割分担」という横糸と「優先順位」という縦糸を組み合わせる縦横(たてよこ)の組み合わせ」と「自らの事業を時系列的に俯瞰して見る縦軸と、ビジネス社会の中で置かれているポジションで見る横軸の組み合わせ」―
という、二つのパターンの組み合わせで考えてきました。
企業経営を組織運営といった内側に向けて考える方法と、経済社会全体の中でのポジショニングで考えるという方法です。
いかがでしょうか。
これからの経営が、いかに考えていかなければならないか、多少なりともご理解いただけたと思います。
私は、経営者にこういったことを考えていただく、或いは考える癖をつけていただきたいと常々思っています。
もちろん、どんなことをどんな風に考えていけばいいのか、といった道筋については一緒になって頭を悩ませていくつもりでいます。
とはいえ、基本的には経営者自ら徹底的に考えていただくことを前提としているのです。
それは、タイトルにもありますように、そもそも現代経営は「考え」なければなにも始まらないからです。
ハウトゥ的なコンサルティングも世の中には多いようですが、そういったものとはかなり趣(おもむき)を異にしています。
ただ、こういった地道なやり方が、やがてあなたの経営を上向かせる基礎になると確信しています。
どうでしょう。
一緒に『考える経営』にチャレンジしてみませんか。
おしまい