アウトプットの必要性とその価値について考える―社長がアウトプットしなけりゃもったいない―Ⅴ(おしまい)

それでは、その素人さんたちはどう考えるでしょうか。

その専門性が今まで聞いたこともないような珍しい話であり、分かり易くて興味の持てる伝え方であれば、面白いもっと知りたい、という心理状態になるのです。

 

これが、世の中の経営者が、アウトプットをしようとしないということに対する私の回答です。

その理由である2段階、一つは、そもそもそんなアウトプットが必要などとは考えていない、二つ目は、自分の発するアウトプットがそんなに有効なものだと考えていない、ということを思い起こしてみれば、そんな理由がいかに馬鹿馬鹿しいものかお気づきになると思います。

 

あなたの会社に興味を持ち、その歴史やエピソードに関心を示す、一定の層があるにもかかわらず、そこにアプローチしようとしないのは、実にもったいないことなのです。

このように、社長のアウトプットは、自社の販売促進戦略上極めて必要なものであり、外部にそれを求めている人がいる以上、かなり有効な手段なのです。

 

このアウトプットが有意義に行なわれるよう、コンサルティングするのが私の仕事です。

是非、世の中の多くの経営者に、アウトプットの醍醐味を知っていただきたいのです。

 

 おしまい