自分を追い込むいい機会:コンテンツの発信はそんなに続くものなのか―ネタ切れにならないの?―Ⅱ

私の場合、このラジオ番組では「中小企業の経営支援」を切り口にしているために、テーマとしての間口は比較的広いことになります。

このテーマを広げてみたり深めてみたり、色々と工夫しながら1回1回の放送分を作り上げていくのです。

 

放送に際して、その時間きちんと出演ししゃべるということは、当たり前ですが変更の効かない「約束」になります。

したがって、これを守らないということはあり得ません。

特に私の場合、生放送のため気を使います。

 

つまり、この仕事は、ついつい怠けがちになりそうな自分を一定間隔で追い込むいい機会になるのです。

今では、この強制された間隔というのが一つのリズムのようになって、この仕事を継続することができているのです。

 

こういったことを続けていると、面白い現象が2つ起きます。

それは冒頭の「ネタは尽きないのか?」という疑問への回答にもなると思います。

 

まず一つ目は、当然のことですが、そのテーマへの理解や考察の度合いが深まっていきます。

常にそのテーマについて向き合っていますので、自然に深く考える癖がついてくるのです。

 

あるテーマについて深く考えていると、「そういえばもっと大事なことがあった。」とか「ああ、これはまだ伝えてなかった。」とか「そうだ。こういったことも是非伝えなければ・・」といった新たなネタも出てくるものです。

これは、一点突破全面展開、という現象によく似ていると思います。

 

つづく