言いたいことはいろいろある:コンテンツの発信はそんなに続くものなのか―ネタ切れにならないの?―Ⅰ
私は、FMラジオのビジネス番組を5年間続け、一般紙や専門誌へのシリーズ投稿や連載をもう何回も経験しています。
そんな話をすると、それを聞いた人が
「よくそんなにしゃべったり書いたりするネタが続きますね。」
と、驚かれます。
「情報発信はいいけれど、そんなに続けられるものか、元になる材料(ネタ)は尽きないのか。」
と皆さん考えてしまうらしいのです。
私が最初の連載を経験したのは、隔週発行の業界誌へ連続12回シリーズの投稿でした。
このときは、私の得意分野であるマーケティングをテーマに頑張ってなんとか書かせてもらいました。
「なんとか・・」と書いたのは、さすがに最初の経験のため勝手がわからず、方向性などあれこれ迷ったからです。
それでも途中から書き方のコツを掴んで、どうにかこうにか12回書ききることができました。
この時はネタ云々よりも、書き方とか分かり易さとかに神経を使いました。
まあ、とにかく夢中で最後まで書き終えたという感じです。
一番長く続いているのはラジオ放送で、これは現在5年目に入っています。
番組は、月に1回のペースで放送されていますので、その放送回数は既に50回を超えています。
1回の放送で30分近くしゃべるために、A4のコピー用紙2枚半くらいの分量の原稿が必要です。
ここが「本当にネタは大丈夫なのか?」と、みんなに驚かれるところなのでしょう。
結論から申し上げると、ネタに困った、枯渇してしまったということはありません。
もちろん、毎回テーマについて懸命に考える、中身を吟味するといった苦労は絶えませんが、言いたいことはいろいろとあるものです。
セミナーでもボードに書きまくります。
つづく