色合わせ―カラーコーディネート―Ⅷ(おしまい)
ところで、靴とベルトは革である。
ま、革であることが多い。
身につけるものでもう一つ革物をあげるとすれば時計のベルトであろう。
私の持っている時計はは革のベルトがほとんどである。
私は、靴とベルトにこの時計のベルトの色も合わせるようにしているのだ。
ま、そんなとこまで見る人などいる訳もないのだが、これが小物に関する私のささやかなこだわりである。
近年、茶と黒に紺(ネイビー)が加わった。
実は、私は基本的に黒を着用するのが好みではないのだ。
もちろん黒も着ることは着るのだが、何回かに1回は、黒の代わりに紺を持ってくることにした。
黒に近いダークスーツに紺のベルトと靴を合わせる。
ついでに時計のベルトも紺にすることにした。
こういった小物まで色を合わせるというのは「人に見せる」という意味ではほとんど効果はないだろう。
そんなに目を凝らしてこちらのことを見ている人などいないことは百も承知である。
様々なファッションがそうであるようにあくまでも自己満足の世界に過ぎないのだ。
しかし、その方が落ち着きがいいので、精神的にも安定するとも考えられる。
これからもこのしょうもない自己満足の世界を追求していくつもりである。
おしまい