判断基準について改めて考えるⅡ
何故「アウトプットから先・・」と、私が言うのか?
それは「データをどう読み込むか」という意味だからである。
さらに言えば、データを「読み込んだ結果」は、経営上の重要な判断の材料となる。
また、経営者はそうしなければならないと思っている。
私の、クライアントさんに対する関心の軸足はそこ、つまりアウトプットから先にしかない。
入力が高くつくか安く済むかは、私にとって最重要の課題ではないのだ。
もちろん税理士とは言え、20人近い従業員を雇用している経営者でもあるのだから、コスト計算には敏感になるべきであろう。
したがって、入力の費用がどうでもいいという訳ではない。
しかし、営業される際に、冒頭で「高いでよ、安いですよ。」の話から始まると少しがっかりせざるを得ない。
俺たち(税理士)はそんな風に見られているのかと思うのだ。
まあ、そこに敏感になるということは、原価計算をしっかりしている、ということでもあるのだろう。
それはそうなんだろうけど、そういう営業は私にはあまり馴染まないのだ。
つづく