広告でも広報でもない第3の広告戦略Ⅷ

続いて私が取り組んだのが、業界誌への投稿でした。

どういうきっかけだったか、もう覚えていませんが「税のしるべ」というタブロイド判の業界紙に連載を書くことになりました。

 

「税のしるべ」は、おそらく会計業界の専門家だけが読む専門誌という位置付けだろうと思います。

したがって、執筆陣もほとんどが税務や会計の専門家で、それぞれの得意分野について、様々な角度から連載コーナーを担当しておられました。

 

このように、税務関係の情報やコラムについては既に大勢の税理士が書いておられたので、私は少し異なった角度のコラムを書くことにしました。

その点は編集者からの了解も得ることができました。

 

コンテンツは税理士から見たマーケティングの世界ということで、業界紙に載せる内容としては独自の世界観で進めることにしたのです。

今振り返ってもかなり異色のコーナーだったのではないかと思います。

 

連載は全12回で、これまでに2度にわたりシリーズ化して提供しています。

いずれも、税理士業務を続けながら見聞きした具体的な事例を紹介して、そこから読み取れるマーケティングの世界はどのようなものなのか、という視点で書いています。

 

 

 

つづく