広告でも広報でもない第3の広告戦略Ⅴ

この、インターネットという媒体があまり深くは理解されていないらしい、とういう理由もあってか、どうやら「広告宣伝の禁止」という規制が明確には及ばないことを私は知りました。

そこで、事務所のHPを即作成することにしたのです。

 

当初所内の若いメンバーに作らせたもので、大したクオリティーのものはできませんでした。

しかし、こういう新しいものは、とにかくまずは手にしてみることが大事、と思い制作を急いだのです。

 

HPのような新しいタイプの媒体は、まず持ってみてあれこれ触ってみなければ使い勝手やその良し悪しが分かりません。

手にしてみたところで初めてその長所や弱点、有効な利用法などが理解できます。

 

実際持ってみたことで、パーソナルな情報発信もかなり手軽にできることがわかりましたし、その限界もある程度見えてきました。

これはそれを自ら手にした者ではないと絶対に理解できない実感だと思います。

 

HPに関しては、それを持っていない人、持とうとしない人のインターネットに対する非難や批判は随分聞きましたが、持ちもしないでどうしてそんなことがわかるのだろうと不思議に思ったものです。

 

つづく