「判断基準」について改めて考えるⅤ
私が嫌いなもの或いは嫌いなこと、というのはいくらでもある。
例えば決まりきった事務手続きなどというのは大の苦手である。
同じことを繰り返しやらされる作業などは、かなり不得意な方である。
税理士というのは、コツコツと事務的な作業を続けるというイメージがあると思う。
その点でいえば、どちらかと言えば私とはミスマッチである。
こんなことを書くと、「大丈夫かよ。」と、不安を覚えるクライアントさんがいるかも知れない。
が、そのことに関しては組織作りの中でちゃんと対応できるようにしてあるのでご安心願いたい。
で、私はどうしているかというと、好きなことをさせてもらっている。
さらに言えば、その好きなことに磨きをかけるべく、日々それなりの努力を自らに課している。
その好きなこととは何か。
それは大まかに言えば、クライアントさんを含む我々が所属しているビジネス社会全体の現状の課題を特定することと、常に未来に向かってその解決策を考えることである。
こんな風に書くと何だか大げさに聞こえるかも知れないが、実体としては何のことはない。
間断のない情報のインプットとそれを様々な形でアウトプットすることである。
つづく