新卒ドライバーに見る、変革の兆し?Ⅰ
先日、上京した折、タクシーに乗ったら運転手が若い女性だった。
早速、私の好奇心の虫が疼き始める。
「もっと年配の女性がドライバーのタクシーには何回か乗ったことがあるけど、あなたみたいな若い人は珍しいねえ。」
と話しかけると、
「はい、まだ新卒なもんですから・・」
との返事。
「なぬー!新卒!?・・」
俄然私の好奇心に火がつく。
「え、新卒なの?新卒って専門学校とか?」
さすがに高校を出たばかりとは思わなかったが、もう少し行ったとしても専門学校か短大あたりかな、と思ったのだ。
彼女の返事は
「いえ、今年大学を卒業しました。」
私は思わず
「へぇーっ!乗ったお客さん、みなさんいろいろ聞いてくるでしょう?私も今好奇心の塊みたいになってるよ。」
と、正直な気持ちを伝えた。
「で、どうしてタクシーの運転手になろうと思ったの?」
直球の質問をぶつけてみる。
「初めは普通に就職しようと思っていたんですが、就活でいろいろ調べていたらなんか面白そうだったので、それまでの路線を変更して応募したんです。」
との返事。
つづく