10年後には無くなる職業Ⅰ―会計事務所の行方?―Ⅱ

さらに言えば、「簿記、会計、監査の事務員」というのは、うちの事務所の職員達を指すのだろうから、所長の税理士である私を含めて、我が会計事務所は丸ごと消滅してしまうということになるのだ。

 

このリストからは「会計関係」から「金融、保険」まで、やや広めに拾ってみたが、いずれも、我々自身、普段から比較的お付き合いの多い職業である。

ここまで含めると、結構いろんな仕事が消えてしまうらしい。

 

さて、そこで思うのだが、こうやって取り上げられた職業について、なぜ「衝撃・・」とか「騒然・・」といった表現でマスコミなどが騒ぐのか、ということなのである。

 

私から見ればむしろ

「えー、そんな職業までなくなるのか。考えてもみなかった。そりゃあ大変だ!」

というものは少ない

 

少し冷静に見れば当たり前、以前からそうだろうなあと思っていたものの方が多いといってもいい。

センセーショナルな取り上げ方などする必要のないものもけっこうあるのだ。

 

この手のリストアップは今に始まったことではない。

「未来予想」というのは昔からいろいろな手法で行われている。

 

 

つづく