スタバと蔦屋、私にとって理想のコラボ―男は失速し、女は加速するのか―Ⅰ
ひたすら自分の時間
東京に出かけたとき、ほぼ毎朝必ず利用するのは、六本木ヒルズ下の交差点角にあるスターバックスコーヒーである。
この店は蔦屋書店とのコラボショップであり、私の書斎兼仕事場みたいなものである。
朝7時のスタバ開店と同時に店内に飛び込むと、私はまずお気に入りの席を確保する。
そして、これまたお決まりのスターバックラテとドーナツとかサンドイッチといった適当な朝食メニューを注文するのだ。
その朝食を、朝からにっこり微笑んでくれるスタバの女の子からカウンター越しに受け取り席に戻ると、それから2,3時間ひたすら自分の時間を楽しむのである。
楽しむといっても、朝食をとりがてらユーチューブを見て、それが終わると、主にビジネス書に目を通したり、こんな風にコラムやブログを書いたりしているのだ。
書いたものは、情報発信(アウトプット)の材料でもあるので、半分趣味半分仕事のようなものである。
仕事なのか趣味なのかの違いは、書くものの内容による、と言っていいだろう。
まあどっちにしても、書きたいことをこうやって書いているのだ。
朝食はこんな感じです
蔦屋書店オープン
そうやっているうちに9時になると、スタバに遅れること2時間で、隣接する蔦屋書店がオープンする。
そうすると私は、しばし書く手を止めて、プラっと本屋の方へ足を向けるのである。
ここの蔦屋は、書籍のセレクトが素晴らしく、私が興味を引きそうな本、新たな発見につながりそうな本が、まるで先回りしたように並べてあるのだ。
知的刺激にこと欠かない空間なのである。
ところで、私が確保している席のすぐ近くには雑誌のコーナーがある。
いくつかの平台の上に各種雑誌がズラリと並べてあるのだ。
ファッション情報誌、ビジネス系情報誌、デザイン系雑誌などそれぞれ並べる台が区分けされているので、わかりやすい。
書き疲れた頭を休めたいな、と思ったときは、ビジネス系の方ではなく、ファッション情報系の平台の方に足が向く。
お気楽にページなどパラパラとめくりたいからだ。
いくつかに分かれた雑誌コーナー
つづく