やればできる、と確認―砂糖を断ちにチャレンジ2週間―Ⅳ(おしまい)
砂糖断ちという試みを実行してみて、普段自分がいかに糖分漬けになっているかがよく分かった。
一日を振り返ってみると、朝から、夕飯を食べる直前まで結構甘いものを摂取している。
夕飯以降は、特に甘いものなど食べていないかと思ったが、喉が渇いたとき、「カラダカルピス」という甘い飲料を飲んでいることに気づいた。
この飲料は、中性脂肪を抑えるとかなんとか、とにかく、なにかしら身体に良いということをうたい文句にしていた。
とはいえ、これもそもそもが甘い飲み物である。
まだ、何本かボトルが残ってはいたが、こいつもやめることにする。
そうやって、甘いもの一切なし、ということになると、朝からこれまでとはほとんどが異なる行動パターンになってくる。
糖分が含まれているものをすべて、飲んだり食べたりするものから外していかなければならないのだ。
まず、朝、甘味を加えて飲んでいたカフェオレをブラックにした。
同時に、ジャムや蜂蜜をたっぷりとぬって食べていたトーストをやめなければならない。
仕方がないので、野菜やチーズ、前日の夕食時に作っておいたサラダなどを乗っけて食べる。
ベーコンやハムなどを乗せることもあった。
出勤したあとは、朝オフィスで飲むコーヒーはやはり砂糖抜きのブラック。
おなかが空いてもおやつは食べない。
お昼、それまで取っていたダイエット食も、ダイエット用とはいえ、甘みが加えてあるのでこれもやめる。
しかし、昼は何かおなかに入れないと午後がもたない。
ということで、お餅を食べることにする。
スーパーで真空パックになった切り餅を買ってきて、海苔を巻いてお醤油をつけて食べる。飲み物は日本茶(緑茶)にした。
午後、オフィスに帰って夕方まで、以前だったら間違いなく何かおやつ、それも甘いものを食べていたのだが、これもやめた。
コーヒーもブラックである。
こんな生活を実際2週間続けてみた。
さて、ここまでこんな風に書いてきて、「さあ、どうなったか!?!」といったところだが、肩すかしで申し訳ないくらい結論はシンプルである。
結果として「なんとなく身体に良さそうだ。」といったことは、かすかに実感できた。
このままずっと続けていれば、身体に良いんだろうな、ということは感じられたような気がする。
それから、今回発見したのは「砂糖断ち」はやればできる、ということである。
今回は2週間でやめたが、後日、本格的にやろうと思えば可能である、ということは確認できた。
多分、どっかでまたやることになると思うが、今のところまだ、その気になれない。
次、実行するときはおそらく半永久的にやることになるだろうから、そのときはまだご報告しようと思っている。
甘い誘惑は多いなあ・・・
おしまい