やっぱりリアル宴会が楽しい!―お久しぶりの社員旅行顛末記―Ⅹ

さて、基調講演のあと始まった久しぶりのリアル懇親会。

コロナ騒動がやや落ち着いてから、小規模の懇親会や飲み会はなかったわけではありませんが、300人を超える出席者の宴会は3年ぶりくらいになります。

 

会場には何十もの円形テーブルが設置され、7,8人の小グループでそれぞれの席を囲みます。

長崎は食道楽と言われていますが、その名に恥じず、次々と豪華な料理が運ばれてきます。

 

初めのうちは、マスクを着けたり外したりしながら飲み食いしていた私たちも、やがてそれも面倒になって、もう外したまま参加する人がほとんどになりました。

私もグラスを片手に、顔見知りのいそうなテーブルを廻ります。

 

あちこちに仲良しの多い私は、懐かしい顔に会うたびに「おお、ひさしぶり。元気そうじゃないの。」と声を掛け合います。

やはり、こうやってリアルに会うということが、いかに大切でうれしいものか、ということが実感されます。

 

いろいろな知り合いたちと話をしたのですが、印象的だったのはやはり鹿児島から来ていた若手の女性税理士との会話でした。

彼女と初めて会ったのは鹿児島で開催された研修の際で、ほかの女性税理士さんたちも交えて昼食を取ったときでした。

 

その彼女が次のようなことを言うのです。

「自分はあのとき(鹿児島での研修)まで服装になどあんまりかまわず仕事をしていました。税理士なんて仕事はそれでいい(着るものなんか適当で)と思っていたからです。でも、あのとき海江田先生たちと食事をご一緒させていただいて、ああちゃんとした恰好をしなきゃいけないんだなあ、とつくづく自覚させられました。それからは着るものもちゃんとするようになりました。」

といったお話でした。

 

確かに、女性の税理士さんたちと楽しく食事をさせていただいたことは覚えていますが、まさか他人にそんな影響を与えていたなどとは思ってもいませんでした。

まあ私としては普通の恰好をしていただけのことでしたが。

そんな風に普通にしていると思っていても、結構、他人に何かしらの影響を与えているんだ、と思いました。

 

そのほかにも、久しぶりに会う人ばかりで、リアルな顔合わせにみんな喜んで話がはずみます。

以前、親しくさせていただいていた熊本の二人の先生は、わざわざ私や社員の席までこられたので、一緒に写真を撮ったりと、大いに旧交を温めました。

みんなでポーズ

 

懇親会のあとは、社員たちは長崎の夜景を見に、昼、一度行った稲佐山展望台に向かいました。

私は、親しい先生たちと2次会へと長崎の街へ繰り出したのです。帰りはすっかり遅くなってしまい、翌日のスケジュールを気にしながらの就寝となりました。

長崎の夜景は見事です。

 

つづく