恐竜博物館からグラバー邸へ―お久しぶりの社員旅行顛末記―Ⅷ
長崎研修旅行二日目、まず、私たちが向かったのは「長崎市恐竜博物館」でした。
「長崎市恐竜博物館」は2021年(令和3年)の10月にオープンしたばかりで、まだ1年も経っていない新しい観光施設です。
恐竜博物館?!?
何故、幹事がここを選んだのか謎ですが、なんでもうちのメンバーの中に恐竜好きがいて、どうしてもここに行ってみたいとの要望があったようです。
ガイドさんも、ここに行くのは初めてらしく「小学生か中学生くらいまでが、見学に行く施設かと思っていた。」と言っていました。
この日も、移動中の飲み食いを楽しみましょうということで、まず立ち寄ったのがコンビニ。
そこで、大量のおやつや飲み物などを調達して、いざ「長崎市恐竜博物館」に向けて出発。
海っ端にあるこの施設はロケーションも素晴らしく、この日は天気も良かったので施設の内外で楽しむことができました。
私は知らなかったのですが、長崎では恐竜の骨など発掘物が多く、それらを展示するということで開館した施設のようです。
博物館前のオブジェ。迫力あります。
中では、恐竜の骨、歯、爪などの発掘物が展示されていましたが、それだけでは見栄えがいまいちらしく、骨格標本、等身大の動く模型などが合わせて展示されています。
中でも、動くティラノザウルスなどリアリティがあってなかなかの迫力でした。
こいつが動くんです。
面白かったのは、発掘された恐竜の骨や歯などを丁寧に整理する作業が実地で観られたことです。
発掘物そのものを傷つけないように、女性の研究員が刷毛のようなもので削り出す作業を、ガラス越しに見学することができました。
恐竜博物館のあとは、長崎観光の王道である「大浦天主堂」「グラバー園」への移動です。この間も女性のガイドさんは、長崎観光について詳しく説明してくれます。
とはいえ、彼女は、長崎新幹線の開通に関しては、どうも好意的にはとらえていないみたいで、ややネガティブな発言に聞こえました。
「大浦天主堂」「グラバー園」は一対の観光地として回ることができますが、全体としては広い敷地を歩くことになり、坂が多いので私みたいな老体には応えます。
以前もちょうどこの季節(9月半ば)に来たことがあり、今回と同様まだかなり暑かったことを思い出しました。
しかし、今回は、以前はなかった登りの「動く歩道」が整備されていたので随分助かりました。
「大浦天主堂」「グラバー園」いずれもエキゾチックな雰囲気を楽しむことができます。
大浦天主堂。厳かな雰囲気
印象的だったのは、グラバー邸の中に温室というかミニ植物園のようなガラス張りの一室があったことです。
植物好きであればこういう空間もいいな、と思わされました。
グラバー邸前でパチリ。
つづく