また独り残される・・・― 孫 た ち と の 日 々 ・ ・ 喧 騒 と カ オ ス の 1 週 間 ―Ⅵ(おしまい)

カミさんと長女が孫二人を連れて、久しぶりに田舎に帰ってきて1週間がたった。

1週間前の金曜日に帰省した一行は、また金曜日に帰っていく。


金曜の午後は、私も仕事を休んでみんなを送っていくことにする。

じいじの運転で鹿児島空港に向かうのだ。


幼い子供を二人連れているので、かなり早めに家を出た。

ちょっとした移動にも、荷物は多いし、なにかと手のかかることが頻発するため、早め早めの行動が肝心なのだ。


カミさんと長女の二人でこの子たちの面倒を見ているから、東京から鹿児島といった大移動もなんとか可能なのである。

大人一人ではとても手に負えそうもないのは、ちょろちょろ動き回る2歳の男の子を見ていればよくわかる。


早めに着く予定で家を出たが、思ったよりさらに早めに着いたので、搭乗手続きを済ませたあと、空港内のファミリーレストランに席を取り、私は子どもたちを展望デッキに連れていった。

霧島連山が遠くにくっきり浮かび、やや冷たい風の吹く中、離発着の飛行機を見ることができた。


展望デッキには、コイン式の双眼鏡も置いてあったが、コインを入れなくても覗けるようにセットされていた。

おそらくこれまで、いくらの売上にもならなかったのであろう。


走り回る男の子を追いかけたりしているうちに、搭乗手続きの時間となる。

ゲートには既に長蛇の列ができていた。

長女やカミさんが並んでいる間にも、下の男の子はちょろちょろと動き回っている。


ようやく一行がゲートを通過したときは、結構ギリギリの時間になっていた。

私は再び、展望デッキへと出て、外から娘や孫たちの姿が見えないか、飛行機へとつながるゲートのあたりを覗いてみる。


残念ながら、飛行機へ向かう一行の姿を見ることはできなった。

冬の外気に身体も冷えてきたので、離陸を待たずにデッキを離れ、独り駐車場へと向かった。


子供はちょっと見ない間に、どんどん成長している。

ついこの前まで、ハイハイしかできなかった幼児(おさなご)も、追いかけきれないくらいちょろちょろと動き回り始める。

そんな孫たちとの嵐のような1週間だった。


年末にはこちらから上京して再会の予定だ。

またあの喧騒とカオスの中に巻き込まれることは間違いない。

テキトーに距離を取りながら、じいじはあのカオスを楽しむとしよう。

           バイバイ(@^^)/~~~またね。

おしまい