日本人体型?Ⅰ
近年、日本人も随分スマートになってきた。
今の若い子は、男の子女の子も顔が小さく背もスラリと高い子が多い。
一方、我々おじさん(昔ならお爺さんの年かもしれないが、まだそうは呼ばせませんぜ。)は、顔は大きく足は短く、背もそんなに高くない。
全体としてずんぐりむっくりなどと言われてきた。
鹿児島の古い歌に「薩摩兵児謡(さつまへこうた)」という面白い歌詞の歌がある。
その冒頭は
「おどーま 薩州薩摩のぶニセ 色―は黒くて 横ばいのこじっくい~♪」
という歌詞で始まる。
ざっと訳すと
「俺は、薩摩出身の不男(ぶおとこ)だ。色黒な上に、ずんぐりむっくりの小男よ~」
といった感じである。
自らを、開き直って揶揄するかのような、やや自嘲気味のコミカルな歌詞である。
小柄だった同じ昔の日本人でも、薩摩はさらにずんぐりむっくりが多かったのであろうか。
鹿児島出身としてはやや悲しい話になりそうである。
私はそこまで自分のことをずんぐりむっくりとも思っていないが、洗濯したGパンが長女のそれと並んで干してあったりすると、その長さのあまりの違いに愕然とすることがある。
あっちの方が背は低いはずなのに・・・・
つづく